人工呼吸器 用語集

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【あ 行】

IRV(あいあーるぶい)

【モード名】
正常の吸気、呼気時間の比率を逆転させた換気方法。
たとえば、I:E比あいいーひを4:1とかにする。
1回換気量を保ったままピークフローや最高気道内圧さいこうきどうないあつを下げられ、平均気道内圧へいきんきどうないあつを維持できる。
虚脱した肺がふくらみやすくなるとされる。


I:E比(あいいーひ)

【呼吸器関連用語】
吸気時間呼気時間比きゅうきじかんこきじかんひ
吸気時間と呼気時間の比。正常では呼気時間が長くI:E比は1:2である。
この比を変化させることで気道内圧きどうないあつを調節することができる。
例えば、1:2から1:3にしたら気道内圧きどうないあつは上昇する。
なぜなら、短い吸気時間に決まった換気量を入れるためには、吸気流速きゅうきりゅうそく(スピード)を上げる必要があり、吸気流速きゅうきりゅうそく(スピード)が上がると気道内圧きどうないあつは上昇する。


lPPV(あいぴーぴーぶい)

【モード名】intermittent positive pressure ventilation
間欠的陽圧換気
エビタシリーズ以外はほとんど使われないが、CMV、Control、などとほぼ同じ意味。
lPPV にPEEPぴーぷがかかったモードをCPPV(continuous positive pressure ventilation)という。


アシストコントロール(あしすとこんとろーる)

【モード名】 Assist/Control A/C assist/CMV
患者の吸気努力があればトリガして強制換気を行い、吸気努力がなければ設定された最低換気ていかんき回数と一回換気量いっかいかんきりょう分だけの換気を行うモード。
設定された換気回数以上の吸気努力に対しても、同期して強制換気が行われる。
この点がSIMVと異なる点。
トリガは圧トリガでもフロートリガでもOK!


圧外傷(あつがいしょう)

【病態】 barotraumaばろとらうま
何らかの肺疾患が存在し、人工呼吸による高い気道内庄と肺の過膨張が加わって生じる肺の損傷。
その圧は最高気道内庄40cmH20(3.92kPa)、プラトーぷらとー圧で35cmH20(3.43kPa)以上が危険と考えられている。
気胸ききょうなどが代表的。


圧規定式人工呼吸(あつきていしきじんこうこきゅう)

【呼吸器関連用語】
吸気の上限(リミット)カ換気量で制限されるような人工呼吸。
気道内圧きどうないあつの異常な上昇はないが、気道のコンプライアンスこんぷらいあんすや抵抗により換気量が変化する。


圧サイクル式(あつさいくるしき)

【呼吸器関連用語】 pressure cycled type
吸気の終了が気道内圧きどうないあつで規定されている方式。
気道内圧きどうないあつがあらかじめ設定された圧に達すると、吸気から呼気に移り変わる。
一回換気量いっかいかんきりょうは肺のコンプライアンスこんぷらいあんすや気道抵抗により変化するので、換気量のモニタが必要。


圧支持換気(あつしじかんき)

【モード名】 pressure support ventilation  PSVぴーえすぶい
患者の吸気努力により吸気が開始され(患者トリガ)、設定した圧まで吸気圧きゅうきあつを維持する換気モード。
吸気時間、一回換気量いっかいかんきりょう、呼吸回数を決定するのは患者自身。
患者と人工呼吸器の同調性がよいことが特徴。


ElP(いーあいぴー)

【呼吸器関連用語】
吸気終末プラトーきゅうきしゅうまつぷらとー


1秒率(いちびょうりつ)

【呼吸器関連用語】 FEV1.0%えふいーぶいいちぱーせんと
1秒間にできるだけ速く吐き出したガス量が、努力肺活量どりょくはいかつりょうの何%に相当するかという指標。
COPDしーおーぴーでぃーでは末梢気道の閉塞によりこの値が低くなる。
正常は70%以上である。


一回換気量(いっかいかんきりょう)

【呼吸器関連用語】 tidal volume  VTぶいてぃー
一回の呼吸で吸う量。
正常では7〜9mL/kg(約500mL)。
正常肺であれば人工呼吸中は10〜15mL/kgで設定する。
最近はもっと少なくてもいいという報告もある。
分時換気量ふんじかんきりょうを1分間の呼吸回数で割ったり、吸気時間と吸気流速きゅうきりゅうそくの積によっても決定される。


ウィーニング(うぃーにんぐ)

【呼吸器関連用語】 Weaning
人工呼吸管理から離脱すること、人工呼吸管理が不必要となったことをさす。
抜管することではない。
離脱に際しては。原因が除去されており、酸素化が改善し、呼吸回数、心機能が適 正化されていることが条件である。


ウォータトラップ(うぉーたーとらっぷ)

【品名】
呼気回路や吸気回賂の途中に回路内の水滴を集めてためるもの。
細菌繁殖の培地となるために、患者口側への逆流に注意するほか、頻繁に排液する必要がある。


ARDS(えーあーるでぃーえす)

【病名】 急性呼吸促迫症候群きゅうせいこきゅうさくはくしょうこうぐん
急性発症し、X線写真上両側び漫性の浸潤影を認め、Pa02/Fi02<200といった酸素化障害があり、心不全に起因しない(非心原性の)肺水腫をいう。
原因は多岐にわたり、敗血症や多臓器不全と関連する。


A-aD02(えーえーでぃーおーつー)

【記号・省略語】
肺胞気‐動脈血酸素分圧どうみゃくけつさんそぶんあつ較差 肺胞気と動脈血のガス分圧の差は炭酸ガスではほとんどみられない(PAco2≒Paco2)が、酸素分圧については明らかな差がみられる。
これを肺胞気‐動脈血酸素分圧どうみゃくけつさんそぶんあつ較差という。
正常では10mmHg以下であるが、年齢とともに増加する。
このA-aDO2の大きさは肺におけるガス交換障害の程度を表している。
A-aDO2が大きくなる原因として、ヾ控ぁΨ賣比(VA/Q)の不均等分布、▲ス拡散障害、シャントしゃんとの増大、さ枡酸素濃度の増大、が考えられる。


エアトラッピング(えあとらっぴんぐ)

【呼吸器関連用語】 airtrapping
急性慢性の閉塞性肺疾患などで,呼気が終了しないうちに末梢気道が閉塞してしまい,呼気が肺胞内に取り残されること。(空気とらえこみ現象)。
呼気時間を十分とる必要がある。


HFO(えいちえふおー)

【モード名】 high frequency occilation
   高頻度振動換気法
ピストンポンプを5-40Hzの頻度で浸透させて、1回換気量1−2ml/kgといった非常に少ない1回換気量で行う人工呼吸法。
肺の未熟な気管支肺異形成、呼吸窮迫症候群、横隔膜ヘルニアなどに応用されている。


HFJV(えいちえふじぇいぶい)

【モード名】 high frequency ventilation  
高頻度ジェット換気法こうひんどじぇっとかんきほう
高圧のガス減を高速度で遮断および解放を繰り返して(およそ1〜6Hz)ジェット流を作り換気を行う。
1回換気量は約2−4ml/kgとなる。
気道が開放する、ラリンゴマイクロ手術、気管気管支手術などで適応となる。


HFPPV(えいちえふぴーぴーぶい)

【モード名】 high frequency positive pressure Ventilation
高頻度陽圧換気
1回換気量3〜4mL/kgを用い,1〜2Hz(60〜100回/分)の換気を行う方法である。


HFV(えいちえふぶい)

【モード名】 high frequency ventilation
高頻度換気こうひんどかんき
生理的呼吸回数の4倍以上の換気回数と,非常に小さな一回換気量いっかいかんきりょうを用いて行う人工呼吸の総称をさす。
高頻度陽圧換気法(HFPPVえいちえふぴーぴーぶい),高頻度ジェット換気法こうひんどじぇっとかんきほう(HFJVえいちえふじぇいぶい)・高頻度振動換法(HFOえいちえふおー)などを含む。


ECMO(えくも)

【モード名】
体外循環を行い人工肺で血液を酸素化して、再び体に血液を戻す方法。
通常、下大静脈から脱血し、人工肺を通り上大静脈に返血することが多い。


SlMV(えすあいえむぶい)

【モード名】 synchronized intermittent mandatory Ventilation
患者の吸気努力をトリガして設定した換気回数分だけ,白発呼吸と同調して強制換気が開始される。
この強制換気は量規定・圧規定のどちらも可能である。
無呼吸となってもSIMV回数は最低強制換気を行うモード。
最も頻繁に使われるモード。


Sa02(えすえーおーつー)

【記号・省略語】
サチュレーション
動脈血液ガス分析で測定した動脈血酸素飽和度どうみゃくけつさんそほうわど


Sp02(えすぴーおーつー)

【記号・省略語】
サチュレーション
パルスオキシメーターで測定した動脈血酸素飽和度どうみゃくけつさんそほうわど


NlPPV(えぬあいぴーぴーぶい)

【モード名】
NPPVえぬぴーぴーぶい 非侵襲的気道内陽圧換気ひしかしゅうてききどうないようあつかんき


NPPV(えぬぴーぴーぶい)

【モード名】
NIPPV  非侵襲的気道内陽圧換気ひしかしゅうてききどうないようあつかんき


(えふ)

【記号・省略語】 frequency
人工呼吸機で設定した換気回数。


FRC(えふあーるしー)

【記号・省略語】
機能的残気量きのうてきざんきりょう


FiO2(えふあいおーつー)

【記号・省略語】
吸入気酸素濃度きゅうにゅうきさんそのうど


FEV1.0%(えふいーぶいいちぱーせんと)

【記号・省略語】
1秒率いちびょうりつ


FVC(えふぶいしー)

【記号・省略語】
努力肺活量どりょくはいかつりょう


MlP(えむあいぴー)

【記号・省略語】
最大吸気陰圧さいだいきゅうきいんあつ


MMV(えむえむぶい)

【呼吸器関連用語】
mandatory minute venti1ation 強制分時換気きょうせいふんじかんき
minimum minute venti1ation  最低分時換気さいていふんじかんき


オートピープ(おーとぴーぷ)

【呼吸器関連用語】 auto-PEEPぴーぷ
呼気相こきそうで呼気が完全に呼出されない結果生じる意図しないPEEPぴーぷ
喘息,COLDなどによるエアートラッピングによっても生じるし,多い換気回数,IRV,HFVえいちえふぶいの最中に発生する。
循環抑制や肺の過膨張などが問題となる。


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