【呼吸器関連用語】permissive hypercapnia 高炭酸ガス許容法
高い
気道内圧(は
圧外傷(、循環障害、肺の過膨脹による種々の肺障害などを起こすことが知られている。
これらの肺障害を防止するためには、
気道内圧(の上昇と肺の過伸展、過膨脹を制限することが必要である。
そのために、高炭酸ガス血症が生じても許容するという方法をとる。
一般的には、
最高気道内圧(は35cmH20,Paco2は80mmHgまでとする。
ただし、脳外傷、脳腫瘍、脳出血などで高炭酸ガス血症によって脳圧が亢進すると危険に陥る症例、もしくは高炭酸ガス血症による危険が特に増大する症例では行わ
ないのを原則とする。